コープこうべの平和・国際活動

生活協同組合コープこうべ

虹っ子平和スタディツアー 平和の尊さ、次世代に語り継ぎます

虹っ子平和スタディツアーとは

子どもたちに、平和の大切さを伝えたい…。 組合員の子ども達(小学5年生~中学生)を対象にした『虹っ子平和スタディツアー』を開催。平和のカンパをその旅費にあてています。

報告

2010年度虹っ子平和スタディツアーin沖縄 開催

世代を担う子どもたちに、平和について学び考えてもらうことを目的に、2011年3月27日(日)~29日(火)まで「虹っ子平和スタディツアーin沖縄」が開催され、小中学生26人が参加しました。今回のスタディツアーは、4月1日に合併した旧・大阪北生協の組合員の子ども8人も参加しました。子どもたちは、対馬丸記念館や沖縄県立平和祈念公園やひめゆりの塔などを訪れ、多くの一般住民が犠牲となった沖縄戦の実態を学びました。

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4月4日に行われた事後報告会で、子どもたちは、今回の大震災とも重ねあわせながら、「家族そろって元気にくらせることが、平和なのだと思う」「今、つらい思いをしている人のことを忘れずに、この生活に感謝して生きたい」などと発表しました。今後、地区の「平和のつどい」などでも、沖縄で学んだこと、考えたことを発表する予定です。なお、このツアーは「平和のカンパ」 の助成を受けています。募金にご協力いただいた皆さまに心から感謝申し上げます。

【事前学習会】
ツアーに先立ち、2月19日(土)には、生活文化センターで事前学習会が行われ、「沖縄ってどんなところ?」「わたしのまち、学校紹介」などの事前課題の発表や自己紹介ゲームなどで交流しながら、事前学習を行いました。

【虹っ子平和スタディツアーin沖縄】
【1日目】
《対馬丸記念館》学童集団疎開船が撃沈された「対馬丸撃沈事件」について、対馬丸に乗船していた館長の高良政勝さんが、当時のようすを証言。子どもたちからは、「撃沈されても、本当のことを話せないなんておかしいと思う」などの声が聞かれました。

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《首里城公園》琉球王朝の歴史や文化にふれました。

【2日目】
《糸数壕》沖縄には多くの自然の洞穴(ガマ)があります。沖縄戦の際に多くのガマが住民たちの避難場所や、軍の司令部、野戦病院として使われました。その一つ糸数壕で、子どもたちは、平和ガイドの横田さんから、ガマでは薬も麻酔も包帯もなかったたことなど当時の状況を聞きました。「ガマの中は懐中電灯を消すと本当に真っ暗で何も見えなかった。きっと太陽の光を浴びたかったと思う。」との声が聞かれました。


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 《ひめゆりの塔》バスガイドさんの案内でひめゆりの塔の見学をしました。
《沖縄県立平和祈念公園》沖縄戦で犠牲となった20万余の方の名前が刻まれた平和の礎(いしじ)を訪れ、「お花を供える人を見ると心が苦しくなりました」という声が聞かれました。また資料館も見学、「当時の悲惨さがわかったけれど、私なんかがわかることは、ほんの一部でしかないと思う」、と改めて沖縄戦の悲惨さを学びました。
《米須海岸》沖縄平和祈念公園近くの海岸で、海の生き物にふれたり、きれいな貝殻やサンゴを探すなどして、沖縄の自然を肌で感じるひとときを過ごしました。

 

【3日目】
《道の駅かでな》展望台から見える基地の飛行場の大きさに驚いていました。
《那覇市牧志公設市場》"沖縄らしいもの"を捜して市場を見学しました。豚の頭や海へびを見たり、海ぶどうを試食させてもらうなど、さまざまな"沖縄"を体験しました。

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【事後報告会】
4月4日(月)には、ツアーに参加した子どもたちと保護者など41人が参加して、ふりかえりを行いました。ツアーで「一番楽しかったこと」「一番つらかったこと」「今、考える平和なくらしとは」「平和のために、今、できること」について、皆で話し合い、発表しました。

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《『平和なくらしとは』》
○家族全員がそろって元気にくらせていること。
○子どもは学校に行けて、大人は仕事ができること。
○差別をしないで、みんなが仲良くくらせること
○地震などが起きても、知らない人とでも助け合える世界
《『平和のために、今、できること』》
○沖縄で教わったことをたくさんの人に伝えて、みんなで平和を願うこと。
○募金すること、節電・節水。好き嫌いせずに食べきること。
○小さいことでも、みんなで協力して、大きなことにつなげること。
○地震のことでも戦争のことでもまず知ること。

【事後報告会での保護者の方からの感想・意見より(要約・抜粋)】
○教科書などで学んだ戦争が、想像していたより何倍も何百倍も過酷であったことに気づき、ショックを受けたようです。ただ、つらく悲しかったことだけでなく、楽しかったこともたくさん話してくれました。
○一緒に調べ学習をしたり、帰ってきた子どもの話を通じて、平和を考えました。
○冒頭「あなた方のミッションはこれからです」と言われましたが、今後、子どもたちがどのように、周りの人に接し、伝えていくか楽しみです。