コープこうべの平和・国際活動

生活協同組合コープこうべ

ユニセフスタディツアー

報告

2008年度 ユニセフ・ネパール・スタディツアーの報告

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「ユニセフスタディツアー」はユニセフに寄せられた募金がどのように使われ、役立っているのか、現地を視察するもの。今回は、2008年11月15日~23日に、日本ユニセフ協会や全国の生協から12人がネパールを訪れました。ツアーに参加したコープこうべの羽島新菜理事にお話を伺いました。

紛争が終わったばかりのネパールへ


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ネパールのトリブバン空港までは、タイ経由で10時間あまりかかります。


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ネパールは30以上の民族からなる多民族国家。10年におよぶ紛争が終結し、新しい体制がスタートしたばかりです。この国では、国民の約3割が「絶対的貧困」、つまり1日1ドル以下で生活しています。

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到着後、まず地域開発省で事前学習がありました。ユニセフにはさまざまな支援プログラムがありますが、ネパールではDACAWプログラム(地域主体の子どもと女性のためのプログラム)に沿って支援が行われているとのこと。翌日から、支援の現場を見て回りました。


子どもたちの未来を支える

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パクリハワ村では、「未就学児中心プログラムセンター(CCOSP)」を訪れました。センターといっても、わらで葺いた屋根だけのもの。ここのカリキュラ ムを修了すると、一般の学校へ編入することができます。ある男の子に将来の夢を尋ねると「ここに来る前は、仕事ばかりで夢なんてなかった。今は、たくさん 勉強してみんなの役に立てることをしたい」と答えてくれました。

車でガタガタ道を2時間。到着したベニマニプール村では、乳幼児検診を見学しました。子どもの体重を量り、栄養状態をメモし、母親一人ひとりに手渡してい ました。ある母親は「今は収穫期で忙しいが、夫のおかげで検診に来ることができた」と。育児に対する周りの理解が少しずつ広まっているようすでした。




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ドゥーラリ村では、中学校を訪問しました。この学校では子どもたちによる生活改善運動サークルが発足。教室やトイレの掃除をしたり、少しずつ出し合って貯めたお金で、教室にゴミ箱や鏡を設置したり、トイレの普及を地域に呼び掛けたりと、衛生を高めるための取り組みを行っています。「ぼくたちにもできることがあるんだ」という彼らの言葉を頼もしく聞きました。


募金を通したつながりを実感

 

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9日間のあいだに、ユニセフのサポートを受けながら、自分たちの力で地域をよくしていこうとしているたくさんの人々に出会いました。行く先々で花の首飾りをいただき、そのお礼に「ふるさと」や「もみじ」を歌いました。「ユニセフ募金」を通して私たちとネパールの人たちは確かにつながっている。その思いを新たにしたスタディツアーでした。

 

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